結婚式というのは映像も写真もとてもステキなものなんですよ

2017年2月24日

こんな古いカメラ機材もあります。

といってもこのカメラは子どもに譲ったものなのですがね。

むかーし遊びで写真撮影に使ってたカメラも使わなくなるとこうして子どもに流れていきますよ。

小さな子ども達にとってはこれでもすごく大きなカメラです。

さて、本日は当日動画エンドロール制作のご依頼を頂いて結婚式場に入りました。

普段写真カメラマンをしていて、このようにビデオカメラマンとしても撮影をするのですが、写真と動画ではそもそも撮り方が全く異なってきますから、頭を写真モードと動画モードで切り替える必要があります。

一番の違いは動画撮影時は写真の時と比べて動き回ることが少ないということです。

ビデオは映像と共に音も気にしておりますので、BGMや人の声などに敏感に反応して撮影をしているのですが、映像の構成的にはこの音を途中でバッサリ切るわけにもいきませんので、音が一段落つくまでRECを止めることができません。

この「一段落」までずーっと撮影しているということなんですね。

ですので、ビデオカメラを持ったまま画を崩さずに止まっていたりそろりそろりと動いたりするわけです。

カメラを構えてRECしたまま動くことが出来ず、画をブラすわけにもいきませんのでジッとする場面があるのですが、こういったときはその撮影に耐えうる体力と忍耐が必要となってきます。

この状態が続くとそのうち体力には限界がありますので、その内体が悲鳴をあげてくるのです。

しかし止めるわけにもいきませんのでここは我慢して撮り続けるわけでございます。

というように、ビデオカメラマンという職業は、結構ハードな一面を持ち合わせているのです。

ですので動画撮影をしているときは会場を動き回っている写真カメラマンをうらやましく感じますね。

まぁ、ですがどちらにも一長一短はありますよ。

写真はビデオと違い一瞬をとらえるものですので、それなりに難しさがあります。

「一瞬の表情」

「一瞬の構図」

なかなかとらえられるものではありません。

すごーくいい構図でも目をつぶっちゃってたらアウトですからね。

すごーくいい表情してても後ろにへんなもの写っちゃってたらこれまた使えません。

結婚式は特にやり直しがききませんので、冷や汗もののときもよくありますよね。

パーティー中のドサクサな演出(キスなど)は、友人にまみれて「もう一回」音頭がたまに聞こえてきますけど。

そんな中でも一発で仕留める写真カメラマンはカッコイイと思います。

ということで、そんな難しさがある写真撮影もやはり好きなんですよね。

こうしてビデオ撮影をする期会があると写真の良さを改めて確認する次第でございます。

というわけで、本日ご結婚のお二人さん、本当におめでとうございました。

撮影したダイジェストムービーは心を込めて編集して納品いたします。

少々お待ちくださいませ。。。

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