名古屋市昭和区の「八事の杜 興正寺 普門園(FUMON-EN)」さんで結婚式の写真撮影
こちらは先日の「ザ・ナンザンハウス」さんに続いて八事での結婚式でのお写真です。まずはいつものGLASSY-PHOTOの考えを少々つづりましょうか。
- 1. GLASSY-PHOTOの結婚式写真の納期
- 2. 興正寺公園の中の興正寺の一角にある茶室「竹翠亭」さんの場所
- 3. 目に入った素敵な光景をすぐに写真を撮りたくなるカメラマン
- 4. メイクルームでの一コマも素敵な思い出の一枚
- 5. 挙式のリハーサルも本番さながらに写真撮影に臨みます
- 6. 一つ一つの儀式の意味をじっくりと考えながら行う挙式本番
- 7. 自社の利益しか考えていない無茶な規制のある会場とそうでない会場の違い
- 8. 下からの照り返しが強くて暑い普門園さんの中庭
- 9. お二人のキャラの通りメチャメチャ盛り上がる披露宴!
- 10. 花嫁さんによる感謝の手紙から披露宴の御開きへ
- 11. 笑顔いっぱいの披露宴でたくさんの感謝を伝えることが出来た一日
GLASSY-PHOTOの結婚式写真の納期
カメラマンも含め、色々と持ち込みが可能な式場さんって素敵ですよね。それは新郎新婦のお二人のことを考えたサービスであると思います。逆に何でもかんでも持ち込みを規制するような会場さんはどうかと思います。(ノД`)
いつも言いますように、お客様に喜んでいただけるようなサービス、お客様第一のサービス、お客様の利益を考えたサービスを展開している結婚式場さんというのは、そういった持ち込み規制に関するところなどにも表れているのだと思います。
ボクは常にお二人にとって最良となるような結婚式写真を提供していきたいと強く思っています。p(‘-‘) そのためには、肝となるカメラ機材への投資は惜しみませんし、撮った写真をそのまま渡すのではなく、如何に綺麗に仕上げてより良い写真を納品するかということを考えております。
現像ソフトでの明るさや色味はもちろんのこと、場合によってはトリミングや傾き調整などもしています。そのために納品までには少々お時間をいただいております。具体的な納期としましては、通常約1ヵ月、繁忙期は2ヶ月以内にはなんとか、、、といったところです。
超繁忙期の9~12月の特に終盤はギリギリなんとか2ヶ月以内に納品している状況です。一組の挙式披露宴で2,000枚ほど写真撮影し、連射や同構図、ブレや目つむりなどを除いて1,000枚ほどの写真の納品となります。
その1,000枚ほどの写真の一枚一枚を先ほど申したように丁寧に現像処理をして仕上げていきます。この作業が一組の挙式披露宴で2週間ほどかかりますので、これが超繁忙期となりますと週末2組の撮影があり、どんどんと納期が延びていくというわけなんです。
そう!一組2週間ですよ!゚Д゚ 挙式披露宴の丸一日を写真撮影して、そこから2週間の現像作業、納品、、、この約10日間の技術的作業でズバリこのお値段ということは、、、もう小学生でも分かる計算ですよね。
そうなんです、とってもお得な結婚式持ち込みカメラマンであるということなんですよ、GLASSY-PHOTOは!(・∀・) とまあ、なんだかテレビの通販番組みたいになっちゃってますが、自分たちの結婚式の写真がとってもいい感じで仕上げられて納品されて来たら嬉しくないですか!?(゚0゚)
写真の納品をお待たせしているのは一組だけではございません。挙式披露宴を行い写真撮影をさせていただいた皆さんに待っていただいています。本当にありがとうございます。m(_ _)m ですので、「早めに納品してちょーだい!」とかって、言わないでくださいね。(:_;)
みんなが結婚式写真を首を長くして待っています。「どうしても早く欲しい!」と言われましてそちらを優先してしまうと、他のお客さんの納品が遅れることとなります。納品の順番は挙式披露宴の行われた順です。
皆さん平等に、ここはキッチリとしています。ボクはお二人のために一生懸命写真撮影して一生懸命写真現像をしてお二人の喜ぶ姿を思い浮かべてニヤニヤしながら納品までの作業をしておりますので、少々お時間をいただきますが、何卒、ご理解と、ご理解と、ご理解をいただければと存じます。m(_ _)m
興正寺公園の中の興正寺の一角にある茶室「竹翠亭」さんの場所
というわけで、初めて訪れました「普門園(FUMON-EN)」さん。ローマ字の通り「ふもんえん」さんと読みます。ドラえもんではございません。(ノД`)
普門園さんはこの1週間前に結婚式写真撮影で訪れたナンザンハウスさんにほど近いところにあります。
この時は八事続きですが、先月なんかは初めて撮影に入った岐阜の「forty three」さんなんかは中3日で入りましたからね。何故か縁があるときには続くものです。
目に入った素敵な光景をすぐに写真を撮りたくなるカメラマン
さて、そんな八事続きで訪れた普門園さんですが、上の地図で見るように八事の中でも結構な敷地面積を占拠しておりますね。この辺り一帯を「興正寺公園」と呼ぶようです。その公園内にある興正寺のさらに奥に普門園さんは存在します。
南側の有料駐車場からはちょっと歩かないとなりません。ですので、車移動が絶対のカメラマンであるボクはいつも通り駐車場にとめて奥の普門園さんまでは写真を撮りながら歩いていきます。目の前に大きな大仏さんが表れれば撮りたくなるのがカメラマンのサガでしょう。p(‘-‘)
立派な大仏さんです。(゚0゚)
いい天気の下、敷地内の奥までてくてくと歩いていくと、やっと会場の入り口が見えてきました。
和の造りをした玄関前にはお二人の共通の趣味であるバイクが迎えてくれています。
あちこちにバイクを見つけることが出来ます。
素敵なのれんですね。家に飾っても良さそう!(・∀・)
広い中庭を囲むように長い廊下があります。
6月ですので蚊も発生していますよね。ボクは蚊に刺されやすいので線香は助かります。ニオイは好きくないのですが。。。
そんな長い廊下を歩いていくと途中にメイクルームがありまして、そこをさらに奥に行きますと挙式スペースが設けられていました。
畳の大広間に紅い絨毯が映えますね。
新郎新婦のお二人が座る椅子が見えます。紅白の座布団が可愛らしい。(*^^*)
こういう雰囲気の場所って、色々と写真に撮りたくなっちゃいますね。p(‘-‘)
祭壇横に石が祀られておりました。式の際に何かしら使うものです。何だか知らないが不思議なパワーが感じられます!゚Д゚
手作りのリングピローが素敵でした。シンプルでいてポイントがおさえられており、和な刺繍がとてもチャーミングですね。(*^^*)
廊下をさらに奥に行くと披露宴会場が用意されていました。たくさんの可愛らしい持ち込みアイテムがゲストの皆さんをお迎えします。
手作りらしいアイテムがチラホラと。
メイクルームでの一コマも素敵な思い出の一枚
色々と小物たちを撮っているとメイクルームに案内されました。
ダブルピースでノリノリな花嫁さんです。(^^)
微笑ましく見守る新郎さんも。(・∀・)
メイクルームに入らせていただいたらリップシーンは必ずお撮り致します。まあやらせなんですけどね。メイクさんがリップブラシを最適な位置で止めていてくれます。止めてくれないメイクさんもいらっしゃいますが、そんな場合は連射でこちらが止めます。( ;゚д゚)
10枚連射すれば1枚ぐらい最適な位置で撮れているでしょう。花嫁さんの目線は真っすぐに鏡の中のご自身を見ていていただければ素敵になりますよ。今回はその目線がちょっと下向き加減になっちゃったかな。(゚0゚)
新郎さんにカメラを向けるとワンポーズ取ってくれました。このノリ好きです!(・∀・) そんなノリノリな新郎さんが選んだドレスもノリノリな柄でした。
(・∀・) ご立派!これまたメチャメチャ似合うんですよ!後ほど写真でご紹介しましょう。
メイクが終わりましたらちょっとした前撮りっぽいポーズ写真なんか撮っておきましょうか。
笑顔が素敵なお二人です。
かしこまった写真もいいのですが、笑顔写真も所々に織り交ぜていきましょう!(^^)
笑顔の写真を見て怒る人はいません。゚Д゚ 笑顔写真でみんな笑顔になるのです。(*^^*)
和の雰囲気がとても似合う花嫁さん。
自然な光で着物も美しく表現します。
やっぱり笑顔がいいでしょう!(・∀・)
挙式のリハーサルも本番さながらに写真撮影に臨みます
挙式リハーサルでは本番で撮れない角度からの写真を狙います。
挙式の本番では立ち入りにくいところがありますからね。本番で撮ることが難しい写真の構図は、こうしたリハーサル時におさえておくといざ本番の時に余裕が生まれるのですよ。
ウェディングフォトグラファーたるもの、挙式の雰囲気を壊さないためにもこうした撮影をしていくことが必要となるのです。
いつもの指輪交換時の手元アップは最たるもの。
出てきましたパワーストーン!(゚0゚)
夫婦生活に力を与えたまえぇー!゚Д゚
一つ一つの儀式の意味をじっくりと考えながら行う挙式本番
というわけでここからは挙式本番へと移っていきます。色んな場面の写真を撮り続けているカメラマンは休んでいる暇がありませんね。フォトジェニックなシーンやスポットを見つけてしまうとシャッターをおさずにはいられなくなります。
結婚式の一日ではこうしたフォトジェニックがいくつも転がっているのです。そこを写真として残しておくのがカメラマンの役目。いい仕事しますよ!(・∀・) 普段行わないような儀式ばかりですので戸惑うことが多々あるとは思いますが、慌てずゆっくりと行っていただければいいのです。
じっくりと焦らず、その儀式の意味を考えながらやることで気持ちが落ち着きますよ。そんな様子をカメラマンがしっかりと写真におさめていきますので!p(‘-‘)
さあ、ここからも一気に写真を紹介していきましょう!
ここまでが挙式の写真です。実際に撮った写真はこの何10倍?!もの枚数になりますが、これだけの写真でも挙式の雰囲気や流れは伝わりますね。緊張感とかも伝わったのではないでしょうか。
自社の利益しか考えていない無茶な規制のある会場とそうでない会場の違い
それにしても仏前式とは珍しいですねぇ。ボクは他のカメラマンさんよりも仏前式を撮る期会が多いような気がします。何かの縁なのかな?? 写真撮影に関してですが、ここの会場さんはとにかく自由度が高い。立ち入り制限などがほとんどないのです。
もちろん常識の範囲内ということで。その一つに挙式中のカメラマンの導線があります。よくあるのがキリスト教式において祭壇に上がってはいけないということ。ボクはキリスト信者でもなんでもないので全くもって理解できないのですが、まあ神様がそれを許さないのであれば仕方がないでしょう。
でも神様ってそんなに心が狭いのでしょうか?「新郎新婦お二人のためにいい写真を撮ってあげなさい」というお告げは出来ないものでしょうか。「いい角度に回り込んでいい構図で」ってね。ボクが上の者でしたらそうお達しします。
何故ならそれが新郎新婦お二人にとっての最良であると思うから。「神聖なる我の領域から立ち去りたまえ!」などとは言いませんよ。この仏前式でもそうです。仏様は何をお望みでしょうか。ボクは仏教でもなんでもありませんから知りませんが、何度も言っている通り、おそらくは仏様も新郎新婦のお二人の幸せを願うことでしょう。
そうであれば自ずと答えは見えてきますね。そんなことをこの会場さんは理解していらっしゃるのです。ですので、「祭壇には立ち入らないように」とも言いませんし、「自由に撮ってヨシ!」とも言いません。カメラマンの常識に任せますよという、広い心で受け入れてくださっているのでしょう。
当然、ボクもそのサービス精神にお応えしますよ。そんなお互いのことを尊重した精神もあって、これまでの写真の通り色んな構図の写真を生み出すことが出来ているのです。これが新郎新婦のお二人にとっての理想的な結婚式写真となることを信じております。昨今の相撲界の問題にもありましたね。
「女人禁制」。これ、ひどい話しですよ。(ノД`) 人の命にかかわる緊急事態でこんなことを持ち出す観客もそうですがそれを受けて館内放送で注意してしまう行司。こういう人としての温かみのなさから争い事というのは生まれるのでしょうね。残念でなりません。
伝統や商売、金儲けを考えるあまり、人が人でなくなり何とも悲しい結果を生み出してしまうのですよ。もっと大事なことがあるはずです。ちょっと立ち止まって冷静になって考えればわかるもの。お互いに助け合い、お互いの利益を考えられるような生き方をしていきたいものです。
さて、随分と話しがそれていきましたのでここでちょっと戻りますが、挙式への入場途中に行われましたお母様による「紅差しの儀」なんかは結構感動的なシーンであったりもしますね。
ゲストの皆さんは中庭を挟んで向こう岸から観覧している状態ですので遠くてちょっと分かりにくいかもしれませんが。カメラマンはこの中庭を忍者のごとくスタスタと移動しながら撮影していきます。
6月ですが強い日差しが降り注いだこの日は中庭の温度は相当なものです。カメラマンは汗だくになりながら次々に行われる撮影シーンへと移っていきます。この写真たちをスライドしてBGMにでも乗っけたら感動的な写真エンドロールの出来上がりですね。
でもボクは写真エンドロールはやりません。ここまでの現像処理を挙式披露宴の時間内に制作して写真エンドロールとして仕上げる自信がありませんから。(ノД`) 上でも言ってますが一枚一枚じっくりたっぷり時間をかけて現像処理をしていますからね。
心を込めて撮った写真たちを綺麗に仕上げずに簡単にエンドロールとして流してしまいたくないのです。(ノД`) とてもじゃないですけどそんな手抜きな写真エンドロール制作は不可能です!ってことで、、、すが、動画エンドロールでしたらかなりの経験者!いつでもお請けできますのでそこんとこヨロシクです。m(_ _)m
下からの照り返しが強くて暑い普門園さんの中庭
挙式が終わりましたらみんなで中庭に移って新郎新婦のお二人をお迎えしましょう。この日は晴天に恵まれて6月なのにメッチャ暑かったのを覚えています。( ;゚д゚) 中庭に敷き詰められた綺麗な白っぽい石がお日様の光を容赦なく反射してきます。その反射光が美しいポートレートとなっていることも事実ではあるのですけどね。(^^)
ノリの良いお二人の仲間たちはやっぱりノリがいい!(・∀・)
和に相応しい「折り鶴シャワー」の中、新郎新婦のお二人が入場してきます。
ガーデンでの写真タイムも少々設けられております。
こういうゲストと触れ合える時間が最も大事だと思います。イベント盛り盛りでゲストの方々と写真撮ったり喋ったりの時間が無いようでは良きおもてなしとは言えませんね。(-。-;)
披露宴中も歓談を十分に設けて個別に感謝を伝えられる時間があるのが理想です。何のために挙式披露宴を行うのかということを考えてプランニングできるといいですね。p(‘-‘)
お二人のキャラの通りメチャメチャ盛り上がる披露宴!
さて、披露宴の始まりです。何やら色んなアイテムが散りばめられていますので抜かりなく写真におさめていきますよ。
女性ゲストの方々の和装姿も色とりどりでいい雰囲気を作ってますよね。(^^)
さあ、新郎新婦のお二人が入場してきますよぉ!ここからも一気に写真を紹介していきましょう!(゚0゚)
どの写真にもたくさんの笑顔があり、そんな写真を撮っているカメラマンとしてもすごく楽しい時間でした。
楽しみの一つでもあるお色直し入場では先ほどのあの衣装が登場します。(・∀・)
ウェディングダルマケーキ!片目が入ってませんねぇ…。
ということで、ケーキ入刀ならぬ、ダルマケーキへの目入れの共同作業です。
こ、これは!゚Д゚ 何やらアレっぽい盛り盛り感が!( ;゚д゚) これは初めから狙ったものでしょうか。。。(-。-;)
アレな盛り盛りでないところをすくい上げて、、、
ファーストバイト!(・∀・)
サンクスバイトも!p(‘-‘)
笑顔がたくさんのウェディングケーキイベントでした。
花嫁さんによる感謝の手紙から披露宴の御開きへ
とっても重要な花嫁さんによる感謝のお手紙朗読。これを伝えたくて披露宴を行うのだと言っても過言ではないのです。
ご両親への感謝の気持ちはもちろんのこと、これからお世話になるお義父さんお義母さんへのご挨拶も含められていると「出来た嫁」感がハンパなく出ます。p(‘-‘) あと、来ていただいたゲストの方々への感謝の言葉もさりげなく添えられていたらバッチシですね!
新郎さんによる謝辞におきましては、サラッと感謝の言葉を申しながらもビシッと締められるとカッコいいですね!(・∀・) 新郎さんは出来る限り短めがいいですよ。(^^)
披露宴後のゲストお見送りももちろん撮影していきます。
笑顔いっぱいの披露宴でたくさんの感謝を伝えることが出来た一日
いつも通り、披露宴の後のポーズ写真も少々お撮りいたしましょうか。一応メイクさんに「ポーズ写真とかって時間貰ってもいいですか?」と伺います。気持ちの良いお返事でご了承いただけるメイクさんもいれば、メンドクサソウに「なるべく早く!」と言われちゃうときもあります。
ここのメイクさんはもちろん笑顔でOK(*^^*)でした。ありがとうございます。感謝感謝です。新郎新婦のお二人が何を求めているのかということを察することが重要ですね。たまーに新郎新婦のお二人が疲れちゃって「もういい」感を出しちゃうときもありますけどね、、、たまぁ~に。。。
そんなときは1枚2枚撮って直ぐに撤収します。「その写真要らない雰囲気」を察したからです。臨機応変に対応していきましょう。p(‘-‘) お二人から積極的にポーズを取ってもらえるとありがたいことこの上なし!(*^^*)
結婚式の持ち込みカメラマンをしていて良かったなぁと思える瞬間、それは、最後まで新郎新婦のお二人と笑顔で一日を過ごすことが出来た時です。特に最後のご挨拶の時ですね、ここに笑顔があるかどうかが、ボクのカメラマンとしての一日がどうであったのかという自己評価にもなりますね。
長年結婚式の持ち込みカメラマンをしているとそんなところで自己評価から自己分析も行うようになりました。まあこれはカメラマンによって様々な価値観によるところもあるのかも知れませんが、普段から人を観察する仕事をしているとそういったところに考えが及ぶのであろうと思っております。
普門園さんでの挙式披露宴はとても充実したものとなりました。もちろん、写真撮影に関しても新郎新婦のお二人にとても喜んでいただけたので良かったです。p(‘-‘) 本当にありがとうございました。(*^^*)