赤っぽい色のダウンライトにはフラッシュにA-5のフィルターを付ける

2017年5月30日

結婚式 カメラマン コンバージョン フィルター

ストロボにA-5(アンバー)のフィルターを付けました。

簡易的にゴムでつけてあるだけです。

たまにしか使わないのでこれで十分。

付けたり外したりも簡単で便利ですよ。

 

これは色温度を変換するためのコンバージョンフィルターと呼ばれるものです。

アンバーというのはオレンジ色のフィルターで、「A-5ですと色温度を「5500°K → 3200°K」といったように青っぽい光を赤っぽく変換するためのものです。

アンバー系は色温度を下げてブルー系は色温度を上げるということですね。

例としては以下のような変換となるようです。

 

B-1 3200°K→3400°K
B-2 3200°K→3700°K
B-3 3200°K→4000°K
B-4 3200°K→4300°K
B-5 3200°K→5000°K
B-6 3200°K→5500°K

 

A-1 5500°K→4900°K
A-2 5500°K→4500°K
A-3 5500°K→4000°K
A-4 5500°K→3800°K
A-5 5500°K→3200°K
A-6 5500°K→2900°K

 

一例ですのでフィルターによって変換温度は変わるでしょうし、使っているうちに色あせて変換温度は徐々に変わってくると思います。

 

結婚式場で暗い会場さんは結構あります。

そんな暗い会場さんでオレンジっぽい色の光を放つダウンライトだけの場所とかあるのですよ。

そんな場所でただ暗いからと言って普通にフラッシュを使うと、ダウンライトが当たっているところはオレンジ色でそれ以外は青色といった、気持ち悪い写真が出来上がります。

フラッシュ光の色温度はだいたい5500°Kで、ダウンライトはだいたい2700~3500°Kといったところでしょうか。

ダウンライトの当たった新郎新婦さんだけオレンジ色で周りのゲストさんは青色になってしまうという、色が混ざり合ったようななんだかおかしな写真となってしまうのですね。

そんな場面ではフラッシュの光を発する部分にこのコンバージョンフィルターをつけてフラッシュ光の色温度を変換してやればいいのです。

結婚式 カメラマン コンバージョン フィルター

オレンジ色のライトがある部屋で青色の光を放つフラッシュを使えば色はぐちゃぐちゃですよね。

オレンジ色のライトがある部屋でオレンジ色の光を放つフラッシュを使えばいい感じ!というわけなんですね。

ライトとフラッシュの色を合わせてあげるということ。

そんな単純なことをしております。

でも綺麗な写真を撮るためには必要なことなんです。

まあ、フラッシュはあまり使わないカメラマンなんですけどねぇ~。

 

というわけで、購入しているフィルターは↓こんなのです。

結婚式 カメラマン コンバージョン フィルター

「ロスコ/ウルトラカラー A-5 コンバージョン5500-3200 610×650mm」ってものです。

サイズが610mm×650mmと大きい!

ストロボの先端にちょこっとつけているだけですのでサイズを合わせて切って使ってますが、ストロボだけに使うには大きすぎますね。

消耗品ですがそんなに頻繁に取り換えるものでもないですし、もう少し小さいサイズで切り売りしてくれたらいいのになぁ。

他にも色々タイプがあるようです。

プロ用機材って中々手に入りにくいんですよね。

それに数が出ないから安売りしない。

このロスコのもそんなに出回ってませんから。

1億総カメラマンの時代ですけども、こういったレア物はみんな使いませんから探すの大変ですわ。。。

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