たかがレンズフードと思うかされどレンズフードと思うかの違いとは

2017年4月4日

ソニーのレンズフード。

135mmの単焦点レンズについているレンズフードは結構な大きさです。

レンズの1/3を占める大きさとなっております。

これをレンズの先端につけるだけで迫力が増しますね。

結婚式の写真撮影を行う際はこのレンズフードはつけっぱなしです。

途中で外したりはしません。

外すのは終了時のみ。

外してレンズにかぶせる形で取り付けて鞄に入れます。

それ以外に触ることはありません。

先日、結婚式の写真撮影の最中にこのレンズフードがなくなっていることに気が付きました。

知らぬ間に外れていたのです。

実はこれ、よく外れるのですよね。

135mm単焦点レンズを付けたカメラは常に右肩にストラップで掛けているのですが、低い体勢になった時にレンズフードを床にぶつけることがあります。

その時にこのレンズフードはぶつけた衝撃で外れるようなのです。

で、先日もそれをやらかしてその時は外れたことに気が付きませんでした。

外れたことに気が付いたのは外れたと思われる時から数分が経ってから。

披露宴会場から出ていませんから、間違いなく披露宴会場内に転がっているはず。

気が付いた時はまだ披露宴の途中で写真撮影も続けていましたので、披露宴が御開きとなったあとに探すこととしました。

結論としてはこの外れたレンズフードは見つかったのです。

多分スタッフさんでしょうか、端のテーブルにこのレンズフードは置いてありました。

いやぁ~、助かりましたよ。

披露宴御開きでゲストの送賓時にはもう次の披露宴の準備が始まっており、多数のスタッフさんでどんでん状態の中、私だけはウロウロとレンズフードを探し回っているのです。

というのも、このレンズフードは結構高いのですよ。

単品で購入しようとすると1.5万円ほどするのです。

経費削減で大還元サービスを展開している格安結婚式カメラマンとしては、こんな1.5万円を早々に諦めるわけにはいきませんから。

正味2,30分は探してましたね。

レンズフードの発見は突然やってきました。

ちょうど次の披露宴のカメラマンさんがいて「こんな大きさのレンズフードみませんでした?」と聞きながら、その向こうにあるテーブルにふと目を向けると、このレンズフードがポツンと置かれていたのです。

いやぁ~ホントこのときは安堵しましたわ。

昔勤めていた会社の上司がこれも撮影中に失った小さな機材をいつまでも探し回っているのを見て、私は「いいかげん諦めろ」と思っていたところ、その上司はその小さな機材を見つけ出してきたのを思い出しました。

その上司はいつも口癖のように言っていました。

「小さな機材でも大事に扱え」

これホント大切な教え。

いつまでたってもこの言葉は忘れません。

いや、忘れかけていたのを思い出させられましたよ今回のことで。

こういうのって仕事をするうえでとても大事なことだと思うのですよね。

小さな機材も大事に扱えないような者はお客様も大事に扱えない、と。

こういうのは小さなことの積み重ねで良くも悪くもなっていくものです。

傍から見たら本当に小さなことかも知れませんが、結婚式のカメラマンとしての心構えを再認識する出来事でした。

 

納品方法はDVDデータの送付かファイル転送サービスとするか

話は変わって結婚式写真の納品方法のこと。

まず、結婚式当日の写真を撮ります。

その撮った写真データをどのように新郎新婦さんにお渡しするのか。

そう、これが結婚式の写真の納品方法というものです。

結婚式の持ち込みカメラマンというのは、結婚式の写真を撮るだけがお仕事ではありません。

撮った写真はお客様に納品しなくてはなりません。

当たり前ですね。

その納品方法というのが、現状では、

①「DVDに写真データを書き込んでトールケースに入れて運送会社により配送する」

②「インターネットの大容量ファイル転送サービスにてダウンロードアドレスをメールにてお知らせする」

の、二通りで運用しております。

他のカメラマンさんに聞くと、

「写真データをUSBに入れる」とか「SDカードでお渡しする」とか「ブルーレイ」とかって、いろいろありました。

まあ何でもいいのですけどね、新婚さんお二人の元に写真が届けば。

しかしお客様というのはどのようなサービスを求めているのでしょうか。

納品する側としては、「ファイル転送サービス」を利用するのが一番楽で簡単で経費をおさえられて最も有難いことなのですが。

「ファイル転送サービス」というものを知らないお客様も少なからずみえます。

「DVD」と「CD」の違いも良く分からないというお客様もみえます。

「DVD]と「ファイル転送」という、技術的に古いのと新しいのが混在している感じでややこしいですし。

時代の流れというものは早いものですが、しっかりとこの波に乗っていかなくてはなりませんよ。

DVD写真データはプレイステーションで見るとエラー表示となるようです。

相性の問題でしょうか。

DVDの写真データはパソコンでのご確認をお願い申し上げます。

納品形態の希望としては、アルバムもご依頼頂いて、そこにDVDなりUSBなりで写真データを添えるというのが理想です。

まあしかしここはやはりお客さんが決めることでしょう!

写真も納品形態も、クライアントさんの要望に応えてこそ一流のカメラマンであります。

今後もその時代にあった納品方法というものを展開していくGLASSY-PHOTOでありますのでどうぞよろしくお願い致します。

スポンサーリンク