私たちの生活の裏には犠牲が伴っているのです
動物実験に使われていたビーグルたち。
ある海外のNPOによって救出され、解放するときの映像です。
歩くのもおぼつかない状態でフラフラと芝生に一歩を踏み出します。
ビーグルたちは一様に表情がありません。
どれだけの仕打ちをされてきたかがわかりますね。
犬にも感情はあるんですよ。
それを押し殺してきたのでしょう。
ケースの扉を開けて「出ておいで」といってもなかなか出てきません。
「また何かされるのかな…」
そんな不安な声が聞こえてきそうです。
でも、一歩踏み出してみると「大丈夫そうだな」とわかり、隣のビーグルに「おい、ここは出てもよさそうだぞ」って声をかけているようです。
すると、やっと開放されたビーグルが飛び出してくるんです。
しっぽも振ってます。
もう、泣きそうですよ。
私たち人間は豊かさや便利さを得る代わりに、裏ではこのような犠牲があることを忘れてはなりません。
ただ、動物を実験として使うのはどうかと思います。
製品の開発にそんなことをしてまで便利な生活を求めたくはありません。
この映像は感動的でもありますが、衝撃的でもあります。
ちょっと考えさせられますね。
カメラマンはこうした事実を世界に広める役割を持っております。
プロであれアマであれ関係のない事かも知れませんが。
ただ、こうした活動を頑張っているカメラマンがいることも事実ですね。
まあいろいろと考え方はありますが、いいことばかりを記録するのがカメラマンというわけではないと思います。