名古屋港水族館のお隣にある「クレールベイサイド」さんにて結婚式の写真撮影
2月の第一週目に名古屋市の最南端である港区にて結婚式の写真撮影をさせていただきました。名古屋港の南端に位置する結婚式場「クレールベイサイド」さんです。
最近この近くにレゴランドなども出来て一帯は賑わってますね。残念なことにそのレゴランドはちょっと不評であるとの噂をあちこちから聞いており、東海人としてはなんだか寂しい限りではありますが。。。
「高い」とか「持ち込み禁止」とか「食事がまずい」とか、、、さんざんですね。子どもを連れて一度は行ってみたいのですけども、夏休みはどうでしょうかねぇ、混雑も嫌ですが空きすぎてるのもさみしい感じがしますし。いい方向に改善がされるといいのですが。
というわけで、クレールベイサイドさんでの結婚式写真撮影、この日も相変わらず1時間も早い到着でした。
雨天の場合は挙式中にバルーンを飛ばします!
朝から一日降り続いてましたねぇ、、、雨。。。幸運の雨、恵みの雨ですよ!結婚式写真撮影では出来れば晴れてくれるといいのですが、雨の中の結婚式もいいものです。
雨での進行が用意されておりまして、バルーンリリースを通常はガーデンにて行うのを、挙式中の結婚指輪披露時に外からあげることとなりました。
これまたいい演出となったのではないでしょうか。雨ならではの演出でゲストの方々の表情は逆に晴れやかになりましたね!どんな演出にも臨機応変なカメラマンです。
素敵なスタッフさんが揃っているクレールベイサイドさん
さて、そんなクレールベイサイドさんでの結婚式写真撮影でしたが、ここも本当にいい会場さんでしたよ。というのも、ここで働くスタッフさんの誰もが素敵な方々だということなんです。
皆さんとにかく笑顔での対応をされているのですよね。雨降りでゲストの方々の顔も曇りがちになるところを吹き飛ばす勢いで笑顔対応をしておりました。
メイクさんも終始笑顔で和ませてくれていい雰囲気でした。いつも撮影に入るときに思うのです、「怖いメイクさんだったら嫌だなぁ~」って。怖いメイクさん、たまにお目にかかります。
写真嫌いなメイクさんとかもう最悪ぅ。。。「さっさと撮れ撮れ」光線を浴びながらメークシーンを撮るのってほんとシンドイですからぁ。こんなクレールベイサイドさんのメイクさんみたくほんわか和やかな雰囲気の方ばかりだったらいいのに。
メイクシーンの撮影はこの一日のスタート地点ですからね、いい雰囲気で始まればカメラマンもテンションアップ↑です!テンション上がればいい写真も量産していきますよぉ~!
素敵な花嫁さんに素敵なメイクさんでホッと一安心のメイクシーン撮影で、この一日がなんだかワクワクしますよね。メイクさんはこの日の結婚式を成功させるためのすごーく大事な役割を持つスタッフの一人です。
現在式場探しで走り回っている新郎新婦さんはこれ大事なことですのでチェックしておいてくださいね。出来ればメイクさんとは事前にお会いして雰囲気を確認しておくことが重要です。可能であればお気に入りのメイクさんを持ち込むのもいいと思います。
そう!カメラマンと同じですね。お気に入りのカメラマンとメイクさんを持ち込むことは結婚式の成功に大きく近づくのですよ。ただし無理にとは言いません。その会場さんに良いカメラマン、良いメイクさんがいらっしゃるのであればそれで十分でございますよ。とにかく自分の満足のいくお方を選ぶということが大事です。
そんな素敵なメイクさんがいるクレールベイサイドさん、どこでもそうですが、この結婚式場に来るのは始めてというゲストは多いと思います。始めての場所というのはワクワクしながらも結構不安な気持ちもあるのですよ。
そんな不安な気持ちを払拭してくれるのがスタッフさんの対応なのです。ですので、その会場の良し悪しはスタッフさんの対応次第となるわけなんですね。そんなわけで、この会場さんのスタッフさんは素敵な対応で来た瞬間に「いい結婚式場だ!」とイメージさせたのですよ。
スタッフさんも素敵でしたが、施設も結婚式場として素晴らしいと思います。海に面していることもあり、ロケーションがいいのですよね。気になるのは風です。担当者さんも言ってましたが、晴れの日はかなりの強風が吹き荒れることもあるのだとか。
幸いにも雨である本日は終始穏やかな感じでしたよ。ということは、雨の日もなかなか良いコンディションであると言えるのです。
愛知県内でも数少ない海をバックにしたチャペルでの挙式
先ほどの写真にもありましたように、チャペルの祭壇側が海を一望できる大きな窓となっており、これが外光をたくさん取り込んでくれるのがいいのですよね。晴れの場合は青い海がいっそう綺麗に見られるかも知れませんね。この海に面した大きな窓により外光が取り入れられ、強烈な逆光となって花嫁さんを美しく写します。
カメラマンとしては花嫁写真を撮る際にこの光の当たり方をとにかく気にしますからね。これからチャペルを作る結婚式場さんはこういった光の周り具合を考えて設計してほしいですね。まあそんなことは言われなくても考えてはいるのでしょうが、設計段階でカメラマンなどからの意見を取り入れてもいいと思いますよ。
そんな強烈逆光チャペルで素晴らしい花嫁写真を撮影出来ましたが、ゲストさん方はスマホ写真で苦労されますね。スマホカメラは逆光に弱いですからうまく調整しないと写真が真っ暗になっちゃいます。大丈夫ですよ、ここはプロのカメラマンにお任せくださいな。
花嫁さんを美しく可愛く撮るのが結婚式カメラマンのお仕事でございます。そんなわけで、素敵なスタッフさんに囲まれた素敵な結婚式場「クレールベイサイド」さんでの挙式披露宴が始まりました。
挙式前にチャペル内で新郎新婦お二人のスナップタイム
ここからはどんどん写真を紹介していきましょう!
チャペルはさわやかなホワイトをベースにバージンロード脇に青いリボンがアクセントとなってます。ポイントごとに添えられた花がまたかわいらしくていい感じ。
やはり海をバックにした祭壇側の大窓が一番の魅力でしょうか。
雨天でも素敵なお二人です。
ちょうど柔らかい光となって花嫁さんを美しく照らしておりました。笑顔も素敵ですね!青空と青い海だとまた違った雰囲気となるのでしょう。
この馬車型リングピローはなんと新郎さんの手作りなんです!
すごーい!
器用だし、、、ロマンチック!新婦さんへの愛をたくさん詰め込んで運んでいくのですね。
挙式のリハーサルもチャペル内で本番さながらに
リハーサルの時にしか撮れない指輪交換時の手元アップ写真もしっかりおさえておきます。
挙式本番ではこんなに近寄って写真撮ってたらゲストの皆さんの邪魔になってしまいますから、リハーサル時に撮っておくのです。ゲストの皆さんもカメラマンの背中なんて見てたくないですからね。カメラマンは黒子に徹してゲストの邪魔をしてはいけません!
リハーサルの時に撮る写真の代表格としては次のようなカットもありますね。
花嫁さんとそれをエスコートするお父さんのバックショット。これまで一緒に歩んできた家族との想いを背中で語るような切ない写真ですが、私は好きですねぇこの写真。私が娘を送りだす時もこういう写真を撮ってもらいたいな。
いよいよ挙式本番のスタートです!
挙式本番が始まる前のお母さんの想いを写した一枚も。
お母さん、色々な気持ちが込み上げてきているのでしょうね。もうこの雰囲気でカメラマンも泣けてきます。。。
気を取り直して、いよいよ花嫁さんの入場です!
ここまで花嫁さんのウェディングドレス姿をゲストの方々に見られないようにしていて、この入場シーンでお披露目となります。ゲストの方々もキャーっと驚きなのですが、花嫁さんのこの表情もなんとも言えませんね!お父さんは必至で感情をおさえようとしているのが分かりますし。
お母さんの大事な役目がこの「ベールダウン」です。
愛情いっぱいに育ててきた娘への最後のお手伝いとなります。まあ実際には最後ではありませんが、「ありがとう」と「これから頑張って生きるんだよ」の気持ちが込められたセレモニーでとっても感動的です。お母さんも娘さんもここで感極まって涙しちゃいますね。カメラマンも涙しちゃいますぅ。(:_;)
お父さんが娘を優しくエスコートしながらバージンロードを歩きます。
長く、とても短いバージンロード、ゆっくりと歩を進め、今までの想いが溢れ出てきます。カメラマンはいつ涙を止めたらいいのでしょうか。
新郎さんに娘を託してその後姿を優しく見守る姿にまたグッときちゃいます。
全部が全部うまく出来なくてもいいんです
そしてかわいい甥っ子姪っ子ちゃん達は一輪の花と結婚指輪を運ぶ大事な役割を担います。
扉が開いたら泣いちゃいました。ガンバレー!みんなの応援がチャペル内に響きます。
冒頭にも言ったように、この日は雨バージョンのセレモニーとして交換した指輪を披露するときに合わせてのバルーンリリース!
「おぉー!」
みんながビックリ、笑顔となるセレモニーとなりました。
新郎さん、ベールアップから眼鏡を外して本気モードでウェディングキッス!会場の笑いをかっさらっていきました。
親しいご友人とご親族に囲まれた和やかな雰囲気の人前式はいいものですね!みーんな笑顔でお二人のことを祝福してくれます。特に人前式というのは終始和やかな雰囲気で事が進んいきます。一応儀式的なことは行われますが、それを全部完璧に行う必要はありません。うまく出来なくてもそれも思い出の一つとなり、後に笑い話となるのです。´∪`
披露宴会場へ移動して楽しいパーティのスタート!
かわいらしいグラスの新郎新婦。
これももちろんお二人の手作りです。市販の物より手作りのほうが温かみがあって好きです。挙式が終わるとチャペルから離れた披露宴会場へと移動します。クレールベイサイドさんは雨だとちょっとここが難点かな。とても広い敷地は開放的で気分はいいのですけどね。
お二人が披露宴会場へと入場し披露宴が始まります。
乾杯はシャンパンで。
高砂の後ろが窓になっていて逆光になるのが好きなカメラマンです。
逆光カメラマンと勝手に名付けました。ゲストの皆さんのスマホカメラだとどうしても逆光写真は暗くなっちゃう!と、スタッフさんが気を利かせてカーテンを閉めるのですが、カメラマン的には「開けといてー!」っと心の中で叫んでます。まあゲストの方々に喜んでいただくのも大事ですからねぇ。。。
広々とした披露宴会場はご覧のように右側にも窓があって外光が取り入れられていい感じですね。
窓があるのと無いのとでは会場の雰囲気は全く違います。まあ好みに寄りますけども、私は断然窓があったほうがいい派です!カメラマンによっては窓が無い方がいいと言われる方もいらっしゃいますが、私は外光有り写真が得意なカメラマンなんです。外光が入ると写真の難易度は増しますが、綺麗写真を撮ることの方が優先順位高いのです。
ケーキ入刀は披露宴での定番セレモニー、でもやっぱり盛り上がるんです!
初めての共同作業(古!)、大きなウェディングケーキに入刀!
集まってきたゲストの皆さんの笑顔!
ビデオカメラマンさんの三脚が邪魔!ケーキ入刀時は三脚で撮らないで!空気を読んで!
ウェディングケーキ入刀セレモニーの時はブーケを持たないほうがいいと思いますが、、、アテンドさんが外し忘れたのかな??それにしてもケーキ入刀というのは盛り上がりますね!ゲストの皆さんもこのシーンは何度も見ているはずですがやっぱり盛り上がるのですよ。ド定番ですが披露宴には外せない鉄板盛り上がりセレモニーでもあります。
再入場シーンでもゲストを楽しませるお二人
一旦中座をしてお色直しへと向かいます。これまた素敵なお二人と再入場前にちょこっとポーズ写真を。
ヘアーアクセサリーで素敵にアレンジしててかわいい!
おぉ!この球体はまさか!( ;゚д゚)
じゃーん!(・∀・)
再入場のシーンでもゲストの皆さんを楽しませてくれるお二人です。(^^)
再入場したらその流れでキャンドルサービスへと移っていきます。
暗くてもフラッシュは使いません。キャンドルサービスとは暗いものなんです。暗いものを明るく撮っちゃったら雰囲気も何もありませんからね。雰囲気重視のカメラマンなんです。
ご友人の余興はお二人にとっては最大の楽しみではないでしょうか。
バンド演奏から、、、
新郎さんも巻き込まれるのは必至。
新婦さんも感極まります。
ご友人みんなで歌った後は、
新郎さんを胴上げするという新郎友人による余興フルコース!
しっかりと盛り上げてくれた友人余興は大成功です。
花嫁さんによる感謝の手紙から披露宴の御開きまで
御開きの時間が来ますと、新婦さんからの感謝の手紙が読まれます。
お母さんは目をつむってじっくりと一言一言をかみしめるように聞いておりました。
娘をここまで立派に育て上げたお母さん、お父さん、お疲れさまです。
ご友人、ご親戚にもそれぞれの想いというものがあります。
感謝のプレゼントを渡してホッとした新婦さん。笑顔がこぼれます。
ラストは新郎さんにビシッと締めていただきましょう!
とても立派なご挨拶でした!「これまでの感謝の気持ち」と「今後もよろしく!」をしっかりと伝えられましたね。
送賓後に5分ほどお時間をいただいて数カットですがポーズ写真を撮らせてもらいました。
幸せそうなお二人が終始笑顔でとても良い挙式披露宴となりました。良き仲間にも恵まれてこれからの幸せな生活も想像に難くないですね。お二人さん、本当におめでとうございました!