名古屋市熱田区の和の魅力たっぷりな料亭結婚式場「賀城園」さんにて結婚式の写真撮影
3月の中旬に結婚式の写真撮影をさせていただいたのは、名前が豪華な結婚式場「賀城園」さん。その名のイメージ通りで会場内もとても豪華ですよ。ここは名古屋ですからね、結婚式場などの施設において派手さを競ったら全国でも上位に位置しておりますわ。
賀城園さんの場所はこんなところにあります。
熱田神宮の北に位置しております。以前結婚式の写真撮影でお邪魔した白鳥庭園さんも近くにあり、日本の歴史を感じさせるような土地柄を感じさせる地区ですね。最近熱田区によく来ているような気がします。これも全てはご縁でございますよ。本当にありがとうございます。3連休の最終日ですが、この日も元気なカメラマンによる結婚式の写真撮影でした!
この日のお二人は賀城園さんで披露宴のみ行いました。挙式は別で済ませているということなんですね。沖縄や海外リゾート地で挙式のみ行うというのもすごくいいです!海に面したチャペルで前撮り的な写真撮影もアリとかワクワクするじゃないですか!はぁ~羨ましい!
私自身の結婚式も挙式は家族のみで別日に行い、披露宴には親戚と友人を招待しました。こういった形式でのウェディングも全然ありだと思います。リゾートでの挙式にも是非ともGLASSY-PHOTOカメラマンをお呼びくださいませ。そういったロケ撮影も得意としているカメラマンでございます。
賀城園さんは外観からガッツリ「和」を醸し出しています
さて、賀城園さんですがまずは恒例の外観写真から。
狭い道路に面しておりますので外観写真がとーっても撮りにくい!しかも右上には電線と電柱が!電線大国ニッポンの象徴たる写真となりました。電線を地中に埋め込む計画はどうなっているのでしょうかね。
電線地中化、無電柱化によって景観を良くするだけでなく安全面においても良いとされる調査結果も出ているらしいですよ。コスト面に関しては知りませ~ん。
賀城園さんのこの特徴的な看板の前でも写真を撮りたかったのですが、ゲストに見られるのを避けたいとのことでおじゃんとなりました。というか「おじゃん」なんて言葉を発している人を聞いたことがないのですが、この言葉で昔テレビでやってた「Kウインナー」のCMで「今晩のおかずがワヤになってまった!」を思い出しましたよ。30代以降の名古屋の人は懐かしいと思うことでしょう。
賀城園さんに入館するとすぐに受け付け台があります。その前に靴を脱ぐのですね。日本人にとっては靴を脱ぐとくつろげる(ダジャレではありません)ので嬉しいのですよね。旅館とかでもそうじゃないですか。浮腫んだ足を解放させることが出来るのがとても有り難いと思う年頃です。
こうした和の雰囲気が所々にあるのも落ち着くんですよね。ここはやはり日本人の心がそうさせるのでしょうか。カメラマンとしてもこういうのは不思議と写真におさめたくなるです。結婚式の写真撮影は挙式披露宴そのものだけでなく、こうしたその場の雰囲気を作っているものも写真に撮っていきます。
旅行に行くと普段は撮らないような写真もバシバシ撮るじゃないですか。あの感覚に似ているのかも。こういったアイテムも写真に撮っておくと後で見た時にその時見た光景などの雰囲気も一緒に思い出せるのですよね。私はそんな風景と思い出を丸ごと写真におさめていくカメラマンであります。
賀城園さんには立派な中庭があります。晴れている場合はこの中庭で是非とも写真撮影をしたいですよね。この日は朝からとってもいい天気でしたので披露宴前のポーズ写真は中庭で。太陽の傾きを考えないと日陰と日向の塩梅がちょっと難しいですね。
この赤い橋は必ず使いたいところです。流行の「フォトジェニック」ってやつですよ。要は「映える!」ってことですね。間違ってもプロカメラマンが「インスタ映えする!」なんて言ってはいけませんよぉ~、あぁ恥ずかしい。とりあえずメイクが終わったらここで撮影会に決まりですね。
花嫁さんは姿勢を正すとより美しく見えるのです
着付けは撮ることが出来ませんでした。当然ですがメイクさんや着付けさんが拒否すれば写真は撮らせてもらえません。メイクさん着付けさんによって考えは様々ですのでカメラマンの私はそれに従うまでです。
花嫁さんは手先にまで気を配る必要があります。
すごくアートなネイルでした!素晴らしい!!
受け付けのある玄関から階段を上り、披露宴会場とメイクルームは2階にあります。中庭でのポーズ写真に向う途中、受け付けの方がスタンバイしておりましたので記念に写真を。
披露宴を盛り上げていただけそうな方々です。みんなで楽しみましょうね!ここの前を通らないと中庭には行けません。ゲストの方々には披露宴開始までは見られたくない新郎新婦のお二人ですので、受け付けの方々にはちょっとの間見ないでいていただき、ササッと通り抜け中庭へ。
和装でのポーズ写真といえばまずは回廊からってのがお決まりですね。
なんかカッコいい!お二人、和装モデルさんのようですわ。貫禄と上品さを兼ね備えていますね。紫色をベースとした打掛がすごくお似合いです。普段から姿勢がいいとこういう写真に表れてきますからね。結婚式が決まったらいつも姿勢に気を付けて生活していくと当日も違和感なく姿勢を保てると思いますよ。
撮影スポットが豊富な賀城園さんの中庭でポーズ写真
ロケハンで間違いなく使うと決めていたフォトジェニックな赤い橋。やはり素晴らしい写真となりました。早朝に気になっていた建物の影も太陽の位置が変わったことによっていい感じに無くなってきたので良かったです。
わざと目線を外した写真も好きなんですよねぇ~。お二人の要望する写真はもちろん撮りますが、カメラマンからもこんなん欲しい!とか要望しますのでヨロシクです。他にもお庭での写真はたくさん撮ってますよ。その一部をご紹介。
それほど広くはない中庭。撮影ポイントは7,8箇所はあると思いますが、ゲストの方々に中庭を覗かれてはネタばれしてしまいますので10分ほどで早々に切り上げることとなりました。これは仕方がないことであります。本当はメイクを早めに仕上げてゲストの方々が来館するまえに撮影タイムを設けるといいのですが、写真撮影のためだけにメイクを早めに仕上げるとか中々してもらえないですからね。
メイクさんによっては気軽に対応していただけることもありますが、時間外の追加料金がかかってしまうこともあります。他のカメラマンさんでもそうですが、時間制で請け負っている方の多いこと。30分○○円とか、それって準備の時間とかも入ってるの??と、少々疑問に感じること多々あります、どっちやねん!
いや、30分なんてちょっと話してたらあっという間に過ぎる時間ですから。私はそんな細かい時間は惜しみませんよ。だったらお二人と楽しく会話して楽しく写真撮影して、あー楽しかった!いい写真撮れた!ありがとうございました!って感じで時間外?そんなもん請求しませんよ!
普段から持ち込み不可な結婚式場のことをあーだこーだと言ってますけども、新郎新婦のお二人に対するサービス精神というのをもう少し考えて商売をするのであれば、そんな多少のオーバータイムというのはお二人へのサービスと考えられないものでしょうか。幸せのおすそ分けを頂いたと思えないものでしょうか。
一生に一度の折角のご縁ではないですか、こんなあり難いことは中々ありませんから、これを糧にして今後の仕事への意欲としていきたいものですよ。こういったサービス精神を持った仲間が今後も増えてくることを願うばかりです。
というわけで、中庭での写真撮影を終えた新郎新婦のお二人は、再びゲストの行き交う受け付け前を通って控室に戻らなくてはなりません。はい、忌み言葉がどんどん出てきました。「終える」「再び」、ちょっと上では「早々」「切り上げ」など。こんな言葉を「忌み」だと言って控えてたら何も言えませんし何も書けません。
ですので全くもって私は気にしてませんので「どんどん」使っていきますよ。「繰り返し」な言葉もNGなんですよね。こんなの受け手の感じ方です。受け側もそんなの気にしない努力をするべきですよ。使いすぎも良くありませんが、気にし過ぎるのもどうかと思います。ですので当ブログでは全く気にせずに書きますし気にせずにお読みくださいませ。あー司会者さんは気を付けてくださいね、なんて私に言われなくても承知のことだとは思いますが。
受け付け前を通るためにタイミングを見計らっていたお二人。ちょっと狭い通路でしたが「こっち向いてー!」と言ってサッと撮った写真が意外にもいいじゃん!って。
新郎新婦の立ち位置が逆?いいって、そんなん気にしませんって。頑なに位置を気にする方見えますけどね、それは型物だけにしてくださいな。スナップ写真で堅苦しいことは無しにしていただきたい。旅行の記念写真で左右の立ち位置とか気にしますか?
何度も言いますが型物ではないスナップでは全く気にする必要はありません。挙式披露宴ですと1,000枚以上撮ってますからね。そんな1,000枚の写真で「新郎新婦の立ち位置全部一緒!」なんてよりも、どちらもあった方が面白いじゃないですか。六曜と一緒で迷信を気にする必要は全くありません。
最初に登場したカッコいい写真!
ササッと撮るスナップは表情が生きるのですよね!これで立ち位置直してたら表情が無くなりますよ。
和の雰囲気を存分に味わうことが出来る披露宴会場
さて、披露宴会場では皆さんお待ちかねです。
広々とした空間の披露宴会場ですのでカメラマンとしては動きやすくてありがたいのです。会場さんによってはゲスト席がギュウギュウで間を通れない!なんてとこもありますからね。そんな会場さんだとちょっと憂鬱になっちゃうのですが、ここは広くて助かります。
お二人の後ろからは外光が差し込みます!
新郎新婦お二人の席の後ろに大きな窓、こういう高砂が好きなんです。逆光の方が間違いなく綺麗な写真の仕上がりとなるのですよね。写真の撮影技術としては難易度が上がるのですが、そこは腕でカバーするべきところです。
お友達のスマホカメラで逆光写真を撮るのはちょっと大変ですが、最近のスマホカメラは優秀ですから設定によって綺麗な写真が撮れますよ。会場のスタッフさんなんかはそういうのを覚えてゲストの方々に教えると良いのではないでしょうか。これもサービスの一環です。自分の働く会場の特性を知るのも仕事の内ですよね。
長いバームクーヘンも新郎新婦の登場をお待ちかねです。
目出度いタイもお待ちかねです。
ちょっと気になるアイテム「ご縁結びの五円」。お二人の手作り?手作業?アイテムでゲストの人数分あるんですよ。結構大変だっとと思います。縁起の良いものですので、このご縁に、このご利益にあずかりましょう。
さあ、新郎新婦のお二人が高砂につき披露宴が始まりました。ここからは流れに沿ってどんどん写真を撮っていきますよ!
乾杯はシャンパンと決まっております。このグラスに注がれたシャンパンを見ると綺麗な写真を撮りたくなっちゃうのがカメラマンのサガ。いつも素敵なアングルを求めて写真撮影しております。
花嫁さんが高砂に着席している時はブーケは専用台にかけておくかテーブルに置かれております。この時にブーケ単体で写真を撮ることが多いです。この日はテーブルに置かれておりました。
美しい色打掛に身を包んだこれまた美しい花嫁さんの髪飾りや手元なども写真に撮っておきたいポイントですよね。
花嫁さんから新郎さんへのプレゼントに、餅つき大会など、披露宴の開始から会場内はすごーく盛り上がっておりました。
花嫁さんはご中座のエスコートにじいちゃんばあちゃんを選ばれました。じいちゃんは「自慢の孫じゃ!」と、ばあちゃんは感激の涙で言葉が出ません。カメラマンもなんだか嬉しくなっちゃうのです。
感動的な演出も見られたお色直し入場
お色直し入場ではウェディングドレスにてお父様と登場されました。挙式でもお二人でバージンロードを歩かれたとは思いますが、披露宴でゲストの方々の前で歩くのもいいアイデアですよね。お父さんも恥ずかしさもありながら本当は嬉しさで一杯だと思います。
涙をこらえるのに必死で思わず抱きついてしまいました。これまで一生懸命育ててきた大事な娘ですものね。立派な家庭を築くのだよという気持ちがその腕には込められております。
ブーケ・ブートニアの儀式も執り行われました。各テーブルから花を集めて一つの花束にし、それをブーケとしてプロポーズと共に花嫁さんに贈ります。
花嫁さんも承諾の返事としてそのブーケから一本抜き取り、新郎さんの胸に差し込みます。
この場面で承諾しないなんてのはあり得ないのですけどね。これも一つのセレモニーですので会場は笑顔に包まれてますよ。祝福ムードを継続させるための良い演出でもあります。
お父さんから一言貰うと我慢していた涙が溢れ出てきてしまいましたね。隣でお母さんは笑っちゃってますけども。
長~いバームクーヘン入刀も大変盛り上がっておりました。
先ほど登場したじーちゃんもバンザーイ!
音楽業界で活躍している姪っ子?ちゃん。
せっかくなのでいろんな角度からの写真を撮ってみました。
余興タイムではご友人がゲームにより会場を盛り上げてくれます。パンダちゃんもいてましたよ。お子様に人気がありましたね。
感謝の気持ちを伝えることがこの一日のテーマでもあります
さて、披露宴も御開きの時間が迫ってまいりました。ここからはご両親へ感謝の気持ちを伝えるシーンへと続いていきます。披露宴の中でも大事な場面ですのでカメラマンとしてはまだまだ気が抜けません。新婦さんによる感謝のお手紙から。
色んな苦労を乗り越えての今日となり、親御さんにとっては込み上げてくるものがたくさんあったのでしょう。ゲストの方々にもそれは伝わるものです。そうした苦労も分かち合ってきたご友人も同じ気持ちとなります。そんな気持ちが込められた感謝の花束をお母様に、記念品をお父様に渡します。
新郎お父様よりの謝辞。ここにいる全ての方々へこれまでの感謝とこれからも息子夫婦をヨロシクと伝えます。
披露宴のラストを飾るのは新郎さん。しっかりと時間をかけて皆さんに感謝の気持ちを伝えます。
そんな感謝の気持ちを込めたプチギフトを送賓時に皆さんにお配りします。
送賓後にはお二人でポーズ写真も撮りましょう!こんなに可愛らしい新郎新婦のお二人です!
しっとりとした雰囲気も作れる花嫁さん。
プロポーズブーケも素敵でとてもお似合いです。
最後はカメラ目線でニッコリとお写真をおさめさせて頂きました。
賀城園さんでの本当に素敵な披露宴をありがとうございました。
お二人さん、ご結婚、本当におめでとうございました!