名古屋市のカメラマン持ち込み不可結婚式場「百花籠」さんにて結婚式の写真撮影
相変わらずオシャレで素敵な新郎新婦さんからの結婚式写真撮影のご依頼が多いGLASSY-PHOTOでございます。
昨年の12月中旬ですが、この日は名古屋市東区にあります結婚式場「百花籠」さんにて、結婚式の写真撮影をさせていただきました。
「百花籠」さん、名前だけみると「強そう!」と思うのは私だけではないはず。
名古屋を縦断する国道41号線の東側に位置しております。
ホームページを見ると名称に「Neo Japanesque hyakka-rou」と記載されております。
「日本風」ということなので、「和風」ということなのでしょう。
「和風」なんですけどもあくまで「風」なんですね。
「日本式」ではないんです。
外人さんでも馴染みやすいように工夫された名称ということでしょうか。
この結婚式場さんはカメラマンの持ち込みはNGのため、ゲスト参加により結婚式場への入館となりました。
最近よくあるパターンなのですが、ゲストとして招待するということであれば業者カメラマンもOKな結婚式場さんです。
ゲスト一人分の料金が持ち込み料の代わりということですね。
であれば最初から持ち込み料を取って業者カメラマンOKとすればいいのに、、、と思いますがこれは式場さんそれぞれの経営方針なので口出し無用です。
まあ持ち込み料を取るということに多少なりとも後ろめたさがあっての、ゲスト参加OKということなのでしょうが。。。
東京ではカメラマンの持ち込みをOKとしている寛容な結婚式場が多いのに、逆に名古屋ではカメラマンの持ち込みをNGとしている結婚式場が多いとのこと。
東京のカメラマンさんがうらやましいです。
というか、東京の新郎新婦さんがうらやましいですね。
いつも言っております様に、お客様のことを考えた最良なサービス提供を考えるのであれば、持ち込み料も取らないカメラマン持ち込みOKとなるはずですが。
その辺をハッキリしない曖昧さでお客様を混乱させていてはいけないと思います。
しかも挙式の撮影はNGという、、、この信念の揺らいだようなサービス概念には理解がもてませんねぇ。
というわけで、今日の結婚式写真撮影は挙式撮影NGの披露宴のみ撮影するという、ゲスト参加カメラマンによる写真撮影を行いました。
挙式の写真撮影はできませんが、挙式の前後は撮っております。
大きな階段は豪華な大聖堂のようなチャペルへと続きます。
ここだけ見ると「和風」というよりはヨーロッパな雰囲気です。
教会の外から中を見るとこれまた重厚な感じの祭壇がありました。
こういうチャペルでの写真っていい感じになるんですよね。
チャンスがあれば中で撮ってみたいですわ。
お父さんとお子様が一緒に入場されます。
いつもと違う雰囲気にちょっと緊張してるかな??
チャペル内撮影が出来ない場合のメリット。
入場の後姿写真が撮れることです。
お父さんがお子さんを気遣いながら歩く姿が微笑ましいですね。
貴重な一枚となりました。
入場前のお父さんもやはり緊張の面持ちです。
何度も言ってますが、教会内に入れないというのはこうしたいつもは撮れない写真も撮れてなかなかいいものですね。
お母さんによるベールダウンの写真も外から撮るとゲストさんの表情なども一緒におさめられますよ。
ベールダウンはお母さんがバージンロードの中にしっかりと出てきて頂けるとありがたいです。
たまにゲスト席に隠れたままの場所でベールダウンをするお母さんもみえて、そうなると写真にも写りませんし、ゲストの皆さんからもベールダウンの様子をみることが出来ません。
折角の感動的なシーンなのに、記録にも記憶にも残らないなんてもったいない!
是非とも皆さんに見ていただき、写真にも残せるようにバージンロードにしっかりと入ってきてベールダウンをしてくださいね!
そしてお父さんとの入場シーンも後ろから。
後ろ姿写真というのもその背中にいろんな想いを感じていい写真とはなるのですが、ここはやはり前からの写真で表情もおさえたいところですね。
ここは会場のカメラマンさんが素敵な写真を撮っていてくれることを祈りましょう。
チャペル式の次は外の大階段でフラワーシャワーですね。
ここからやっと私の出番ですよ!
キリスト教式の厳粛なる雰囲気から、このフラワーシャワーへと場面転換し、友達からの「おめでとー!」という言葉で一気に祝福ムードになるんですよね。
挙式の緊張が取れたお二人の表情はこのフラワーシャワーで解放されます。
お二人とゲストの方々の素敵な表情が撮れる瞬間でもあります。
色々と規制のある結婚式場さんですが、新郎新婦のお二人をお祝いする気持ちは一つとなって素晴らしい披露宴となりました。
結婚式カメラマンとしては挙式披露宴が成功であればそれだけで十分なんですよね。
なんであろうとお二人とゲストの皆さんが幸せな一日を過ごせればいいのですよ、結婚式というのは。
それをいかに気持ち良く提供できるかというのが、黒子的存在のカメラマンの立場であります。
そんなサービス精神を持ったカメラマンが結婚式の写真撮影をしますので、お二人は安心して思いっきり挙式披露宴を楽しんでください!
百花籠さんの披露宴会場は高砂が一段上がったタイプとなっております。
端のほうからも新郎新婦お二人の表情を確認することが出来ます。
主賓からの祝辞の次は待ちに待った乾杯です。
ご友人たちはこの瞬間を一番待っているのではないでしょうか。
新郎友人は特にそう。
「飲むぞー!」ってなりますもんね。
ウェディングケーキには最近流行の新郎新婦のお人形ケーキトッパー。
このお人形さん、結構落ちやすいのですよ。
これが落ちてるの何度も見てます。
あまり良くないですよね、落ちるとかってのは。
床が硬いと割れちゃいますよぉ。
落ちないようにセッティングしてください。
ウェディングケーキ入刀の直後もいい表情写真が撮れる瞬間でもあります。
ウェディングケーキに入刀するのって日本特有のイベントなんですって。
ゲストの皆さんも周りに駆けつけて写真をバシバシ撮ってたくさんの笑顔であふれます。
定番ですがやはりいいイベントだと思いますよ。
終盤には新婦さんからのサプライズ演奏がありました。
この日のためにたくさん練習してきたのでしょうね。
新郎さんに向けた「ありがとう」の感謝の意味が込められております。
普段の生活ではなかなか伝えられない言葉です。
挙式披露宴ではこうした普段は恥ずかしくて言えない感謝の言葉を伝えられるのが醍醐味なんですよ。
これを伝えられるかが円満な夫婦生活の秘訣となりますね。
私も嫁さんに感謝の言葉を言うことが出来てませんが、結婚式の写真撮影をするたびに「今度ありがとうと言おう!」って思ってます。
いつも今度今度になっちゃってますが。。。
ご両親への感謝の手紙もそうですね。
普段の生活ではなかなか言えないものなんですよ。
こうした日ごろの感謝を伝える場として挙式披露宴を行うというのはとても大事なこと。
「ナシ婚」なんてメディアが面白がって作ったくだらない言葉を信じないで、一生に一度ぐらいこういう場を設けるのもとてもいい事ではないでしょうか。
「結婚式をします!」と言われたご両親もすごく嬉しくて仕方がないことでしょう!
ご両親の想いも汲んであげることがこの挙式披露宴を行うということにつながってくるのです。
これまで一生懸命に育ててきた子を自立し旅立たせるための大事な日でもあります。
お父さんとお母さんにはいろんな想いがあるのですよ。
そんな想いに応えてあげられる一つの方法としてこの挙式披露宴があるのです。
ご両親からも普段なかなか言えない言葉が娘に伝えられます。
「いい家庭を作るんだよ…」
カメラマンも泣きそうですが、ここはグッと堪えて写真をバシバシと撮っていきます。
素敵な新郎新婦さんとお子ちゃまでした。
ご両親から受け継がれた愛情をこれからはこの子に注いでいくのですね。
泣かないで一日過ごせて偉いぞ!
挙式写真が撮れない百花籠さんでしたが、とても素敵な一日のご提供をありがとうございました。
というわけで、本日ご結婚のお二人さん本当におめでとうございました!