三重県津市のレストラン「トラットリアカパーチェ」さんにて結婚式の写真撮影
写真はこれからパーティ会場に入場しようとしている新郎新婦のお二人。カメラを向けると可愛らしく微笑む花嫁さんとその横でお茶目な表情をする新郎さんがありました。肩を寄せてくっついて自然と手をつないでとっても楽しそうなんです。すごくお似合いで素敵なカップルさん、これから始まるパーティが楽しいものであることを想像させますね。(・∀・)
さて、1年も前の話しですがこの日お邪魔したのは、三重県津市にありますレストラン「トラットリアカパーチェ」さんです。普段名古屋ばかりで写真撮影をしているGLASSY-PHOTOカメラマンですが、三重県にもたまーにお伺いすることがあるのです。
三重県もやはり広くてたくさんの市街地や観光名所があり、結婚式場やホテルなども点在してますからね。過去にも結婚式の写真撮影で何度か入ってますよ。結婚式に限らず、子どもを連れて遊びに行ったことも何度かあります。
そのコンセプト大好き!なフリーランスウェディングプランナー「Brim Over Wedding」さん
そのように多少のご縁がある三重県ですが、この日のご縁をいただいたのはフリーでウェディングプランナーをしている「Brim Over Wedding」さんからのご紹介なのです。ホームページをご覧いただくとわかりますが、「枠にとらわれない」をコンセプトにしたウェディングをプロデュースしているとのことなんです。
これ、どハマリな感じのウェディングじゃないですか。(・∀・) 「Brim Over Wedding」さんから写真撮影のご連絡をいただいて、ホームページを見た瞬間に「写真撮りたい!」ってなりましたね!カメラマンがハマっちゃうウェディングプランナーさんって正直あまりいないんです。
というのも、一般的な結婚式場にももちろんウェディングプランナーさんというのはおりますが、もうだいたいがその結婚式場の挙式披露宴の進行に沿ったプランを作り上げてくるのですね。
たまには変わったプランもありますが、9割9分はいつも通りの挙式でいつも通りの披露宴、いつも通りの一日の流れ、、、といった感じなんです。これはその結婚式場のウェディングスタイルやパターン、コンセプト、形式といったものがありますので、それを180度変えることは出来ませんから、それに沿った内容となるのは仕方のないことなんです。
それはその結婚式場の特色や特徴といったものとなりますので、そこが結婚式場を選定するための基準となるわけですから、全くもって否定することではありません。むしろそのようなしっかりとしたコンセプトをお持ちの結婚式場は素晴らしい会場であると言えます。
その素晴らしいコンセプトを持った素晴らしい結婚式場なんですが、それが逆に「枠」となって時に新郎新婦のお二人やそこで働くウェディングプランナーさんを縛り付けることとなるのが事実なんですね。きつい言い方をすると「そのプラン、無理!」と、新郎新婦お二人の提案をバッサリ切られるということなのですよ。
①結婚式場のコンセプト、②その結婚式場のプランナーさんの進行プラン、③新郎新婦お二人の理想とする挙式披露宴、、、この3つがぶつかり合って揉めに揉めてどこかで折り合いがついて最終的な進行表が出来上がります。
しかしそれは③が妥協することが大半なのです。その結婚式場を選んだからには、その結婚式場のコンセプトや会場プランナーさんの進行プランに沿った進行というのがベースとなるからなんです。
そこから外れるようなプランを新郎新婦のお二人が提案すると、「時間が…」「予算が…」「場所が…」などなどの理由で却下されることとなります。特に時間制限が一番の却下理由として使われますね。
人気の結婚式場というのはとにかく時間管理が徹底されていて少しの時間も延長することは許されません。ちょっとでも延長しようものなら延長料金を取られることとなります。延長しないように大事なイベントもめちゃくちゃ短縮されたりもします。
折角の大事な場面、感動的なシーンでその時間短縮を強要されていてはその挙式披露宴の一日が台無しとなることもありえます。こういったことを踏まえた上で、その結婚式場を選ぶという覚悟も必要となってくるのですね。
まあそんな後ろ向きでネガティブな考えばかり最初からもっていてはいけませんが、そのようなこともチラッと頭の隅にでも置いておかないと、理想や夢ばかりでは現実とのギャップに打ちのめされてしまいますよ、ということなんですね。
、、、と、長々といらぬ心配ばかりかけるようなことを申してきましたが、何を言いたいのかと言いますと、「これからの結婚式はフリーのウェディングプランナーさんを積極的に利用すべし!」ということなんです。
今回お世話になったフリーウェディングプランナー「Brim Over Wedding」さんのホームページを見ていただければわかると思います。これを見たらきっとあなたもワクワクが止まらないはずです。(・∀・)
なんだか怪しい宣伝みたいになってしまいましたが、僕は決して「Brim Over Wedding」さんからマージンをもらったりしてませんからね。ホームページへのリンクも張りませんし。もし興味がおありでしたら「Brim Over Wedding」さんをググっていただければ一発でわかりますよ。
僕はこうしたフリーのウェディングプランナーさんがもっと増えてくれることを期待しております。そして盛大に応援もしております。これから結婚式を挙げようと計画をしている新郎新婦のお二人がもっともっとフリーのウェディングプランナーさんを利用していただけるように頑張ってもらいたいですね。
自分好みにコーディネートが出来るパーティ会場「トラットリアカパーチェ」さん
さて、そんなフリーウェディングプランナー「Brim Over Wedding」さんからご依頼の頂いた結婚式の写真撮影、会場となったのは冒頭でも紹介しました三重県津市のイタリアンレストラン「トラットリアカパーチェ」さんです。
上の写真はまだ会場装飾中の店内ですね。「Brim Over Wedding」さんがよく利用していらっしゃるお花屋さん?がメインとなって飾りつけをしているようです。お花屋さんのお名前を聞き忘れたのですが、とても素敵な会場づくりをされていました。
高砂がまあ素敵ですよね!(^-^*) 可愛く飾られたお花はもちろんですが、新郎新婦の丸太椅子や無造作に置かれた木箱とか、とてもセンスあふれる装飾がされています。トラットリアカパーチェさんはそれほど広い店内ではなく、テーブルと椅子がギリギリに配置されており、この写真を撮るのは結構難儀なものでした。
オシャレな飾りつけがされた会場を僕も出来る限りオシャレな写真として残してあげたいという気持ちをいつも持っています。特にこうした会場づくりからお二人のこだわりを感じるものがある結婚式ではその準備風景から撮りたいのですよね。
こうした会場を作る準備も撮影できる場合は積極的に写真におさめていきます。会場装飾やブライダルアイテムなどの写真は別ページの写真展示室にたくさん掲載しておりますのでそちらでもご覧いただけますと嬉しいです。
さて、こちらのフォトブログでは主に人物の写真をメインとしてご紹介していきたいと思います。特に新郎新婦お二人の素敵な写真を見ていただきたいですね。
というわけで、お二人のメイクが完了したとの連絡を受けたのでツーショット写真といきましょうか!上にもチラッと見ていただいた写真の続きとなりますが、小窓から覗くことが出来ましたのでそちらの写真から。
決して盗撮ではありません!ちゃんと許可を得てますのでね。ノリノリの花嫁さんです。カメラマンを見つけると笑顔とピースで返してくれました。
新郎さんはどこに行ったのかな?
外で友達と談笑してました。花嫁さんと比べると新郎さんの着替えとメイクは超速ですからね。あっという間に準備が完了してこうして暇を持て余しているのです。来場したゲストをいち早くもてなすのも新郎さんの役目でもあります。
では、お二人の準備が完了したところでツーショットといきましょうか。
スタンダードなツーショットで十分素敵です。(*´д`*)
ゲストをもてなすという気持ちが伝わる新郎新婦の行動
振り返るとゲストの皆さんが続々と集まってきてました。
たくさんの写真を撮ってあげてください。でも僕にも撮らせてくださいね。(ノД`)
新郎さんはゲストさん方と会話がしたいのです。
こういうのすごく大事!ゲストの皆さんも新郎新婦のお二人と会話がしたいのです。
こうした笑顔の写真をたくさん残したいとカメラマンは思うのです
というわけで、ゲストの皆さんに取り囲まれているうちに新郎新婦お二人のツーショット写真を撮る時間はあっという間になくなってしまいました。(ノД`) でも、たくさんのゲストに囲まれたお二人がとても幸せそうなので、やはりそちらが優先ですよ。カメラマンはそうした光景を写真におさめるのが役目なのですから。
折角ですからトラットリアカパーチェさんの前で家族写真をお撮り致しましょう!
披露宴の開始時間前にパーティが始まっている感じです。
おじさんがこんなアイテムを持ってきました。
360度撮影できるカメラです。
こうして360度カメラを囲んで撮影すると面白いのですよね。
おじさん、ナイスアイテムを持ってきてくれましたね。どんなのが撮れているのか興味津々!僕もこの映像観てみたいです。
さあ、まだまだゲストはやってきますよ。
皆さん楽しそうです。いいですね、外でこうして集まる感じって楽しくてワクワクするのですよ。新郎新婦お二人でゲストをお迎えするというのもすごくいいことだと思います。お友達も喜びますよ。
レストラン入口では受け付けも行われていました。
ちょっと狭くてカメラマンが入る場所がありません。( ;゚д゚)
入口横ではおじさんのアートパフォーマンスが始まりました。
即席でウェルカムボードを作るというのです。
こういうのも大好き!みんなで作り上げるパーティという感じが素敵です。出来上がりも楽しみですね!
レストランのスタッフさんのようにゲストの皆さんをお出迎えする新郎さんがいました。クールに見えてとてもお茶目なお方なのです。(*´д`*)
久しぶりに会ったお友達とハグをするのは花嫁さん。嬉しいですよね。
ようやく受け付けが落ち着いてきたので、担当のお友達に並んでもらって記念に写真をお撮り致しましょう。
おじさんのウェルカムボード制作はまだ続いております。
カメラを向けるとポーズをしてくれる楽しいお友達や、
泣きそうな表情で祝福を告げるお友達など、
とてもとても楽しいパーティがこれから始まりそうな雰囲気が会場内の至る所に漂っています。(・∀・)
「ゲストのため」を中心としたパーティの開始
こちらは冒頭の写真ですが、このお二人ショットがとても好きです。なんかそれぞれの特徴が表れて個々が光っているのですが、それでもお二人が一体となって仲の良さがにじみ出ているのですよね。
いよいよ新郎新婦お二人がパーティ会場へと入場してきます。
まずはお二人によるウェルカムメッセージから。
通常はこうして新郎さんがウェルカムメッセージを行います。
新婦さんがウェルカムメッセージを言うのは少ないのです。僕は絶対あったほうがいいと思うのですがいかがでしょうか。ホントに一言でいいのですよ。「来てくれてありがとう」これだけ伝えられればいいのです。ゲストの方々は何をしに来たのか、それは新郎新婦お二人を祝福しに来たのですよね、だったら「ありがとう」でお応えしないと。形式のとらわれない進行というのはこういうところに表れてくるのです。
皆さんお待ちかねの乾杯!
お酒が苦手な花嫁さんはジュースでも全然OK!飲めないのに無理してお酒を飲んではいいことなんて一つもありませんから。
楽しいパーティの始まりです!
新郎新婦お二人はすぐに友達に囲まれてしまいました。
カメラマンは隙間をぬって花嫁さんの笑顔を写真におさめます。
友達みんなで写真を撮りましょう!ホントは正面から撮りたいのですがゲストテーブルが近すぎて無理。こんな時はこうして斜めからでも楽しそうな雰囲気が伝わればOKなんです。会場の規模的にワイドな写真が撮れる超広角レンズが必須ですね。
お二人の自然で仲良さそうな雰囲気を遠くから狙ってます。カメラマンはどこからでも写真を撮れるのです。
レストランウェディングでは突撃インタビューが成功する
歓談をはさんでここからはお友達からメッセージをいただきましょう。
お友達からの心のこもったメッセージに涙があふれ出ます。
こういうときは思いっきり泣いてくださいね。(:_;) 涙がハズカシイとか思わないでください。人間的な感情を表す手段として涙はとっても素敵なものなんですよ。涙で伝えられる気持ちというのもあるのです。
続いては、くじ引きで出たゲストの方に突撃インタビューをしていきましょう。
新郎新婦お二人がゲスト名カードの入った箱から交互に引いていきます。引き当てられたゲストは必ずスピーチをしていただきます。
トラットリアカパーチェさんの会場規模ですと、こうしたサプライズ的なインタビューはとても盛り上がります。会場が一体感となっている感じがあるのですよね。
マイクなしでも声が通る会場の広さ。一人一人のメッセージが端の方まで届き、みんなが聞いている会場内の一体感があるのです。
40人ぐらいが入るとギュウギュウな会場の広さですが、それがまたこの1.5次会的な雰囲気のパーティにはいいぐらいの広さなのですよね。
カメラマンとしては広い会場のほうが動きやすくて写真も撮りやすいのですが、小規模でアットホームな雰囲気のパーティを考えている新郎新婦のお二人にとっては、このトラットリアカパーチェさんは理想的な広さかも知れません。
本当の友人であれば率先して余興をしてくれます
これまで申しました通り、トラットリアカパーチェさんはそれほど広くない会場ですが、後方には余興が出来るぐらいのスペースを設けることが出来ます。
ご友人による楽しい余興が始まりました。
花嫁当てゲームですね。
新郎さんが目隠しをして握手した相手の中から花嫁を当てます。
男性の手は違いが分かりやすいかも。
花嫁さんも心配そうに見守ります。心配というか楽しそう!(・∀・)
やはりしっかりと花嫁さんを当ててくれました。でも普段手をつなぐことはあっても握手することってあまりないですよね。ちょっと感触は違うのかな??
お二人のことを知っている友達は当然盛り上がりますよね。
続いてダンスチームによるハッピーダンス?の披露です、一気にいきましょう!
超カッコいい!(・∀・) スーツってのがまたクールなんですよね。ダンスをするにはちょっと狭いかも知れませんが、それでもうまくスペース使ってノビノビとダンスをしていました。いやこれ間近でみると本当にカッコいいんですって! カメラマンの動けるスペースがちょっと少なかったのが残念。でもなんとか写真におさめることが出来ましたよ。
ゲスト一人一人に感謝を述べながらのサーブ
さて、パーティ後半となるここからはちょっとゆったりといきましょうか。
新郎新婦のお二人がカップケーキをゲスト一人一人にサーブしていきます。
とっても楽しそうな花嫁さん!
そしてとっても美味しそうなカップケーキたち。
ゲスト一人一人に感謝を述べながらケーキをサーブしていきます。
お二人がゲストの方々をすごく大事にしているということがひしひしと伝わってきます。こうしたゲストの方々と触れ合える時間を多く持つということが、挙式披露宴にはとても大事なのです。いつも言ってますが、何のために挙式披露宴を行うのかということを考えて一日の進行を決めるべきだと思います。
フリーウェディングプランナーの「Brim Over Wedding」さんはそういったことを一番に考えて、この結婚式のプランをお作りになったのだということを感じました。カメラマンとしてもそこを重点的に写真として残すことが出来たらと思いながらの撮影となりました。
終盤に差し掛かり、新郎新婦お二人の生い立ちムービーが上映されました。
しっとりとした雰囲気の中にも、楽しく明るい写真も盛り込まれゲストの皆さんにも笑顔がこぼれます。
たくさんの笑顔と涙につつまれた一日
一般的な結婚式ですと、披露宴終盤に親御さんが壁側に並んで新郎新婦が感謝の花束を贈呈するというシーンがあります。今回のトラットリアカパーチェさんでのパーティにおいては、親御さんにその席でご起立いただいて、まずその場で謝辞を述べて頂くということになりました。
ご両親による素敵な謝辞にまたまた涙をする花嫁さんです。(:_;) この日は本当に涙が絶えませんでしたね。カメラマンはこんな素敵なシーンを写真に残していきます。
新郎新婦それぞれの親御さんのもとへ花束を渡しにいきます。
そして最後は新郎さんによる感謝の言葉です。
最後まで笑顔があるパーティ。とても素敵な一日となりました。
そんな感謝の言葉を新郎さんはゲストの皆さんに伝えます。
素敵な新郎新婦のお二人とゲストの皆さん、楽しい一日をありがとうございました。
お二人の末永いお幸せを願っております。
「トラットリアカパーチェ」さんの所在地はここ
さて、今回お伺いしましたのは三重県の津市にあるイタリアンレストラン「トラットリアカパーチェ」さんです。
名古屋からだと桑名、四日市、鈴鹿を通って次が津市ということですね。ウチ(岐阜)からだと約130km、高速でも2時間はかかります。これぐらいであれば僕は全く無理せずに行ける範囲内です。p(‘-‘)
トラットリアカパーチェさんの他にもここ一帯にお店がたくさん並んでいました。「山の手テラス」というショッピングモールになっているのですね。スイーツや和食ビュッフェ、スポーツクラブやフォトスタジオも併設しているようです。
トラットリアカパーチェさんは一番奥にお店を構えています。通常の営業はイタリアンレストランということですので、おいしい食事も楽しめるパーティになるのではないでしょうか。実際ボクも撮影しながらも次々と運ばれてくる美味しそうな料理に目がグルグルしてましたよ。(*´д`*)
お店自体はそれほど広くはないのですが、今回のようなアットホームなパーティをするには丁度いいぐらいのスペースではないでしょうか。友人を中心とした1.5次会のようなパーティであればとてもお勧めなお店であります。